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書の楽しみ
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
卓越した空間感覚薄い墨で、「揀択(けんじゃく)を嫌う」と4文字を大書しているが、バランス感覚の素晴らしい書である。1字目は空海の...
薄い墨で、「揀択(けんじゃく)を嫌う」と4文字を大書している...
2024.01.21
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
西行の非凡な空間感覚中央のやや右から「みもすそのうたあわせ」と書き始め、改行して「のこと、じゞうどのによく」と薄い墨で書き進め、3行目は...
中央のやや右から「みもすそのうたあわせ」と書き始め、改行して「の...
2023.12.17
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
柔らかく強く、道風の書法わが国では、平安時代の初めには嵯峨天皇の勅命で『凌雲集』が撰集(せんしゅう)されるなど、奈良時代以降の中国文化の愛好...
わが国では、平安時代の初めには嵯峨天皇の勅命で『凌雲集』が撰集(...
2023.11.19
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
目が磨いた「定家流」の調和図版を見てみよう。必ずしも能書とはいいがたいが、個性溢(あふ)れる魅力的な書風である。筆の線の強弱が顕著で、肥痩(ひ...
図版を見てみよう。必ずしも能書とはいいがたいが、個性溢(あふ)れ...
2023.10.15
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
調和、味わい 俊成晩年の筆典麗優美な書風が中心であった宮廷の書壇も、平安時代も後期になると力強くて個性的な藤原忠通の法性寺流に代表される書風が...
典麗優美な書風が中心であった宮廷の書壇も、平安時代も後期になると...
2023.09.17
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書の楽しみ
【書の楽しみ】
武家の世の前夜 強き筆漢詩句の部分もそうであるが、ことに最後の和歌「しらゝゝししらけたるとし月かげにゆきか/きわけてむめの花をる」は、一見...
漢詩句の部分もそうであるが、ことに最後の和歌「しらゝゝししらけた...
2023.08.20