西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を集めた「スコットランド国立美術館　THE　GREATS　美の巨匠たち」（主催・公益財団法人東京都歴史文化財団　東京都美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション）が22日、台東区上野公園の都美術館で開幕する。ルネサンス期から19世紀後半までの名作約90点が並ぶ。7月3日まで。

　作品は、スペインの宮廷画家ベラスケスの「卵を料理する老婆」、英国の肖像画家レノルズの「ウォルドグレイヴ家の貴婦人たち」など。今後、他会場でも展示があるが、モネやゴーガンらの作品4点は東京会場のみの展示となる。

　観覧には予約が必要で、公式サイト（https://greats2022.jp）から申し込む。午前9時半～午後5時半（金曜は午後8時まで）、月曜休室（5月2日は開室）。一般1900円、65歳以上1400円、大学・専門学校生1300円、高校生以下無料。問い合わせはハローダイヤル（050・5541・8600）。【古関俊樹】