北野恒富の「星」(写真右、北野恒富氏寄贈、期間終了まで展示)や上村松園の「晩秋」(同左、住友コレクション、同)などが並んだ展示会場
北野恒富の「星」(写真右、北野恒富氏寄贈、期間終了まで展示)や上村松園の「晩秋」(同左、住友コレクション、同)などが並んだ展示会場

 「美(み)をつくし―大阪市立美術館コレクション」展(主催・サントリー美術館、毎日新聞社、協賛・三井不動産、サントリーホールディングス、企画協力・大阪市立美術館)が14日に港区赤坂9のサントリー美術館で開幕する。13日に内覧会が開かれ、展示が報道陣に公開された。

 大阪市立美術館がリニューアルのため9月末から長期休館するのを機に、同館所蔵の作品を公開。期間中、作品を入れ替えながら143件を展示する。中国・南北朝時代北魏の菩薩(ぼさつ)像「石造 菩薩交脚像龕(がん)」といった中国の石仏コレクション、昭和期に日本画家の北野恒富が描いた美人画「星」などバラエティー豊かな作品が並ぶ。

 11月13日まで。開館は午前10時~午後6時、金・土曜と祝日の前日は午後8時まで。火曜休館(11月8日は開館)。観覧料は一般1500円、大学・高校生1000円、中学生以下無料。問い合わせはサントリー美術館(03・3479・8600)。

2022年9月14日 毎日新聞・東京版 掲載

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