【美とあそぶ】緒方かな子/1 幼い頃から絵が好き

文:福田智沙(聞き手、毎日新聞記者)

インタビュー

 幼い頃から絵を描くのが好きでした。特に漫画が好きで、いろいろな少女漫画、少年漫画をまねて。漫画家が夢でした。本格的に取り組み始めたのは結婚してから。3人の子に恵まれ、家事や育児をしながら油絵を描いています。

 次女が高校生だった頃、家で夏休みを過ごしている姿を描きました。学生の夏休みって、とっても貴重。自分の将来に向かって部活や勉強に励んでもいい。思い切り遊んでも、のんびりしてもいい。恋愛もできる--。大人になれば、夏休みがあったとしても、家族がいたりすれば、自分のために時間を使うのは難しいですよね。

 私は16歳の時に芸能界でお仕事を始めましたが、多忙で夏休みがありませんでした。まったりと休暇を過ごす次女を見ると、うらやましくもありましたし、こういう時って今しかないとも思いました。学生のみなさんには、夏休みの一分一秒を大事にしてほしいですね。

PROFILE:

緒方かな子(おがた・かなこ)さん

1973年、広島県生まれ。90年に中條かな子の芸名でデビュー。96年にプロ野球・広島の選手だった緒方孝市さんと結婚。現在は広島を中心に芸能活動中。2023年10月に広島市内で個展を開催予定。

2022年12月19日 毎日新聞・東京夕刊 掲載

シェアする