絡まり合いながら天井へと広がっていく四代田辺竹雲斎さんによるインスタレーション

【インスタレーション】
竹の作品「グッチ並木」で展示
東京・銀座

文:平林由梨(毎日新聞記者)

インスタレーション

現代美術

 竹を用いた作品で世界的に知られるアーティスト、四代田辺竹雲斎さん(1973年生まれ)による大型インスタレーションが東京都中央区銀座のブティック「グッチ並木」に展示されている。

 ブランドを象徴する素材である竹を用い、同店の開店1年を祝って設置された。伝統を表す黒竹と、未来を表す白竹による計約5000の竹ひごを接着剤やクギなどを用いずに編み上げた。3本の筒状のオブジェが店舗の1階と2階をつなぐらせん階段で絡み合いながら天井へと広がっていく様は圧巻だ。田辺さんは「アート、ファッション、自然が一つになり未来を描き出す様を表した」と話した。

 展示で用いた竹は終了後にほどき、新たな作品に用いるという。展示は8月31日まで。

2022年6月22日 毎日新聞・東京夕刊 掲載

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