ボルネオのラフレシアを描いた「Rafflesia keithii」

 東京在住のボタニカルアーティスト、石川美枝子さんが、ボタニカルアート(植物画)の分野に貢献した人に贈られる英シャーリー・シャーウッドボタニカルアート賞の初の受賞者に決まった。

 植物学者で作家のシャーリー・シャーウッドさんは約30年にわたり、現代作家のボタニカルアートを収集。王立植物園・キューガーデンには収集した作品を展示するギャラリーもある。ボタニカルアート賞は今年設けられ、受賞者には1万ポンドが贈られると共に、作品がギャラリーで展示されるという。

 石川さんは1950年生まれ。武蔵野美大卒。桜や、東南アジア・ボルネオの熱帯雨林の植物を中心に描いている。石川さんは「世界中にすばらしい画家がたくさんいるので、受賞は思ってもみなかった。これまでの全ての活動を評価してもらえたことがうれしい」と喜びを語った。

2022年6月1日 毎日新聞・東京夕刊 掲載

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