企画展
ライトアップ木島櫻谷
― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
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【東京】
2024年3月16日(土)~5月12日(日)
- 本展に
ついて - 開催概要
- みどころ
近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家・木島櫻谷(1877-1938)。
本展では、大正中期に大阪茶臼山に建築された住友家本邸を飾った櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開します。
大正期の櫻谷は、独特な色感の絵具を用い、顔料を厚く盛り上げ、筆跡を立体的に残し油彩画のような筆触に挑戦しています。そのために櫻谷は、「技巧派」などと称されましたが、彼の真骨頂はそれに収まらない極めて近代的なものでした。リアルな人間的な感情を溶かし込んだ動物たちは絵の中で生き生きと輝きはじめ、とりわけ動物が折節にみせる豊かな表情は、観る者の心に沁みることでしょう。
江戸時代中期(18世紀)京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちによる花鳥画表現を併せて紹介することで、櫻谷の「生写し」表現の特質をライトアップします。
本展では、大正中期に大阪茶臼山に建築された住友家本邸を飾った櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開します。
大正期の櫻谷は、独特な色感の絵具を用い、顔料を厚く盛り上げ、筆跡を立体的に残し油彩画のような筆触に挑戦しています。そのために櫻谷は、「技巧派」などと称されましたが、彼の真骨頂はそれに収まらない極めて近代的なものでした。リアルな人間的な感情を溶かし込んだ動物たちは絵の中で生き生きと輝きはじめ、とりわけ動物が折節にみせる豊かな表情は、観る者の心に沁みることでしょう。
江戸時代中期(18世紀)京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちによる花鳥画表現を併せて紹介することで、櫻谷の「生写し」表現の特質をライトアップします。
【会期】2024年3月16日(土)~5月12日(日)
【休館日】月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
*4月29日(月・祝)・5月6日(月・休)は開館
【開館時間】11:00~ 18:00
*金曜日は19:00まで開館
*入館は閉館の30分前まで
【会場】泉屋博古館東京
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
【観覧料】一般:1,000円(800円)/高大生:600円(500円)/中学生以下無料
*20名様以上の団体は()内の割引料金
*障がい者手帳等ご呈示の方はご本人および同伴者1名まで無料
【主催】公益財団法人泉屋博古館、毎日新聞社
【休館日】月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
*4月29日(月・祝)・5月6日(月・休)は開館
【開館時間】11:00~ 18:00
*金曜日は19:00まで開館
*入館は閉館の30分前まで
【会場】泉屋博古館東京
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
【観覧料】一般:1,000円(800円)/高大生:600円(500円)/中学生以下無料
*20名様以上の団体は()内の割引料金
*障がい者手帳等ご呈示の方はご本人および同伴者1名まで無料
【主催】公益財団法人泉屋博古館、毎日新聞社
◆四季連作屏風によるパノラマ空間
櫻谷による四季連作の金地大屏風が全面に居並ぶ空間を心ゆくまでご堪能いただけます。油彩画も研究した絵具の扱いや、写生を生かし景物を大胆に切り取った狩野派的画面構成など、櫻谷の斬新で意欲的な取り組みにご注目ください。
◆先人「写生派」絵師たちと櫻谷
円山四条派の動物画に焦点をあて、先人画家たちによる動物表現と比較しながら櫻谷の動物画をライトアップします。円山四条派の写生画風は京阪画壇を席捲し、近代にも大きな影響を与え、明治10年に京都に生まれた櫻谷も、応挙以来の写生表現に学びながら自らの画風を確立していきました。
◆どこかヒューマンな櫻谷の動物たち
櫻谷のヒューマニズムが生んだ人間味あふれる動物画をご紹介します。櫻谷は古典画題に現代性を与え、時に人間的な感情をも動物たちに溶かし込みました。絵の中の動物たちは櫻谷の筆を通して息を吹き返し、その生き生きとした豊かな表情は観る者の心に沁みることでしょう。
櫻谷による四季連作の金地大屏風が全面に居並ぶ空間を心ゆくまでご堪能いただけます。油彩画も研究した絵具の扱いや、写生を生かし景物を大胆に切り取った狩野派的画面構成など、櫻谷の斬新で意欲的な取り組みにご注目ください。
◆先人「写生派」絵師たちと櫻谷
円山四条派の動物画に焦点をあて、先人画家たちによる動物表現と比較しながら櫻谷の動物画をライトアップします。円山四条派の写生画風は京阪画壇を席捲し、近代にも大きな影響を与え、明治10年に京都に生まれた櫻谷も、応挙以来の写生表現に学びながら自らの画風を確立していきました。
◆どこかヒューマンな櫻谷の動物たち
櫻谷のヒューマニズムが生んだ人間味あふれる動物画をご紹介します。櫻谷は古典画題に現代性を与え、時に人間的な感情をも動物たちに溶かし込みました。絵の中の動物たちは櫻谷の筆を通して息を吹き返し、その生き生きとした豊かな表情は観る者の心に沁みることでしょう。