
「没後100年 富岡鉄斎」展(毎日新聞社など主催)が、愛知県碧南市の市藤井達吉現代美術館で5日から始まる。4日には開会式と内覧会が開かれ、市長や関係者らが参加した。
明治から大正にかけて活躍し、「最後の文人画家」と称される富岡鉄斎(1836~1924年)。同展では代表作に加え、京都で再発見された「山水図」や、碧南市にゆかりのある作品などを展示。鉄斎が使用した筆や印章、眼鏡なども披露される。同館の主任学芸員の豆田誠路さん(47)は「鉄斎の人となりを感じられる展示です」と魅力を語る。
会期は11月24日まで(山水図は10月27日まで公開)。月曜休館(祝休日は開館し、翌日休館)。開館時間は午前10時~午後5時(入場は午後4時半まで)。観覧料は一般1000円▽高大生600円▽中学以下無料。
2024年10月5日 毎日新聞・地方版 掲載