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《新聞と自画像 2008.10.8 毎日新聞》2008年 鉛筆・色鉛筆・水性ペン・墨・水彩/紙

企画展

吉村芳生展 超絶技巧を超えて

  • 【北九州】

    2022年4月16日~5月29日

現代美術

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超絶技巧? 吉村芳生の鉛筆画はそんな単純な言葉で説明することはできません。毎日描き続けた膨大な数の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞の一面、色鉛筆で描いた10メートルを超える精緻な花々――。吉村芳生が生み出した作品は、どれも超絶リアルでありながら、見る者の度肝を抜く凄みを有しています。1950年、山口県に生まれた吉村芳生が一躍脚光を浴びたのは2007年のことでした。この年に開かれた「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(東京・森美術館)に出品された作品が大きな話題となり、吉村芳生は57歳にして突如、現代アート・シーンの寵児となったのです。本展では初期のモノトーンやドローイング、後期の色鮮やかな花々、生涯を通じて描き続けた自画像など、その画業の全貌に迫ります。2013年に惜しまれつつ亡くなった吉村芳生のただ上手いだけではない、描くこと、生きることの意味を問いただす真摯な作品の数々を、ぜひその眼で「目撃」してください。九州初開催です。
会期:2022年4月16日(土)~5月29日(日)会期中無休
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
会場:北九州市立美術館分館(093・562・3215)
   北九州市小倉北区室町一丁目1番1号 リバーウォーク北九州5F

主催:吉村芳生展実行委員会(毎日新聞社、北九州市立美術館)
協賛:株式会社ゼンリン、住友生命保険相互会社 北九州支社
特別展「吉村芳生 超絶技巧を超えて」は3章で構成されます。

■第1章「ありふれた風景」(1977~1987年)
版画作品や鉛筆でのドローイングなど初期のモノクローム作品が集められています。制作の特徴として、題材を撮った写真にマス目を引き、それをさらに拡大して一マスごとに模写していくという機械的な方法が挙げられます。

■第2章「自画像の森」(1986~2012年)
生涯で2000点を超える自画像を描いた吉村。2000年代に入ると、新聞の上に自画像を描くようになります。このシリーズには新聞と自画像をどちらも描くタイプと、既存の新聞の上に自画像を描くタイプがあり、どちらのタイプもその顔は記事の内容を反映した多様な表情で描かれています。

■第3章「百花繚乱」(2000~2013年)
1990年ごろから吉村は色鉛筆で花の絵を描くようになります。題材となった花々は85年に広島から移住した故郷である山口県・徳地の休耕林に咲くコスモスやケシでした。会場は晩年の代表作で藤を描いた「無数の輝く生命に捧ぐ」など大作の花々で鮮やかに彩られます。

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