
企画展
「琳派のやきもの―響きあう陶画の美」
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【福岡】
出光美術館・門司 2025年3月23日まで
- 本展に
ついて - 開催概要
- みどころ
企画展「琳派のやきもの―響きあう陶画の美」を北九州市の出光美術館(門司)で開催中です。
江戸時代中期を代表する京の陶工・尾形乾山(1663~1743年)の絵画的な意匠が施された革新的な名品を中心に、乾山の陶芸の師でもある野々村仁清の京焼、やきものの美と呼応する絵画など重要文化財2点を含む約40件を展示、工芸と絵画の境をこえて響き合う琳派の世界を紹介します。
江戸時代中期を代表する京の陶工・尾形乾山(1663~1743年)の絵画的な意匠が施された革新的な名品を中心に、乾山の陶芸の師でもある野々村仁清の京焼、やきものの美と呼応する絵画など重要文化財2点を含む約40件を展示、工芸と絵画の境をこえて響き合う琳派の世界を紹介します。
<会期>2025年3月23日(日)まで。月曜休館。
<会場>出光美術館・門司=北九州市門司区東港町、093・332・0251
<入館料>一般700円▽高大生500円▽保護者同伴の中学生以下は無料
主催 出光佐三記念美術館、出光美術館、毎日新聞社
協賛 出光興産株式会社
<会場>出光美術館・門司=北九州市門司区東港町、093・332・0251
<入館料>一般700円▽高大生500円▽保護者同伴の中学生以下は無料
主催 出光佐三記念美術館、出光美術館、毎日新聞社
協賛 出光興産株式会社
重要文化財2点は尾形乾山の「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」(江戸時代中期)と乾山の師でもある野々村仁清の「色絵芥子文茶壺 」(江戸時代前期)。
「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」は「乾山焼」を育んだ京の伝統が香り立つ一点。外面は粗い陶土による焼き締めの素地を残し、白彩、染付、金銀彩を重ねて風に揺られる松林を表し、内面は白化粧をして、染付と金彩で打ち寄せる波を描いています。
「色絵芥子文茶壺 」は高さ43,4㌢と仁清茶壺の中で最大級だが、丸みを帯びた優しい姿。金、銀、赤の芥子の花が描かれ、肩には金彩による散らし文、裾には黒の雲形があしらわれています。
絵画は俵屋宗達の「扇面散貼付屛風」や重要美術品の「禊図屛風」(伝尾形光琳)を公開中です。
「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」は「乾山焼」を育んだ京の伝統が香り立つ一点。外面は粗い陶土による焼き締めの素地を残し、白彩、染付、金銀彩を重ねて風に揺られる松林を表し、内面は白化粧をして、染付と金彩で打ち寄せる波を描いています。
「色絵芥子文茶壺 」は高さ43,4㌢と仁清茶壺の中で最大級だが、丸みを帯びた優しい姿。金、銀、赤の芥子の花が描かれ、肩には金彩による散らし文、裾には黒の雲形があしらわれています。
絵画は俵屋宗達の「扇面散貼付屛風」や重要美術品の「禊図屛風」(伝尾形光琳)を公開中です。